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草彅剛が主演を務めた「TEAM」という刑事ドラマが好きだった(1999年作品)

1999年秋。
俺が高校3年生のときだ。

草彅剛が主演を務める「TEAM」という刑事ドラマが始まった。

このドラマは少年犯罪だけを扱った珍しいドラマで、かなり面白かったものだ。
俺は毎週、食い入るようにドラマに見入ったものだった。

ドラマの内容としては、ハードボイルドで終始暗い雰囲気だが、それがまた渋い空気感を出していてよかった。
ただ、ずっとシリアスなシーンばかりではなく、コミカルなシーンもあり、そのギャップがまた軽妙で面白味を出している。

子供をあくまでも子供、常にwhy?を問い救うべきだと考える草彅剛と、子供は子供でも大人と同じ犯罪者として冷酷に扱う西村雅彦の両極端なコンビだが息だけがピッタリ合っていて、とにかく面白かったものだ。

ご都合主義ではなく、とにかく少年の犯罪というものを現実的に淡々と冷徹に描きあげたドラマの内容は、時として心が痛み、また、時にホロリと泣きそうになる。

たいてい救われない終わり方をすることが多く、ドラマが終わったあともすっきりしないことの多いものだが、その独特の感覚を味わいたくて、毎週、今度はどんな事が起こるかを期待して思わず見てしまうのだ。

このドラマは、常に視聴者に疑問を投げかける。
世の中の不条理に、世の中の報われない現実に。そんな重苦しいドラマだが、それは確実に現実である。

俺はこのドラマを何回見返したか分からない。
そして、本ドラマ終了後も、年に一度、スペシャルドラマとして度々復活し、それはこのドラマが大成功を収めた証拠だと言えないだろうか。

しかしやはり、連続ドラマとして放送されていたときの完成度の高さにはかなわない。

特に、最終回の最後のシーン、鬼刑事だった西村雅彦が、立てこもりを行う少年に向かって放つ一言「お前...アニメとか好きか?」の一言にはそれまで全話視聴してきた人が見ると、全身が痺れ上がるのを感じるだろう。

そしてこのドラマは音楽もいい。
音楽のいいドラマは、内容もたいてい良かったりするが、このドラマも例外なく素晴らしい。

これだけ素晴らしいドラマなのに、この「TEAM」というドラマは、VHSになったっきりで、DVD化されたことがないのだ。
本当に、もったいない。

今どきの刑事ドラマは、時流の関係もあってなのか、こういう真っ向から社会問題を取り扱うことはなくなってしまった。
そして、視聴率が取れないからかこのドラマのようなシリアス路線はなくなり、大抵はコメディ路線へと走ってしまっており、このようなドラマをもう見ることはできなくなってしまっている。

すぐに笑いに走って、困ったら制服姿の女子高生を出す、今どきの刑事ドラマには、この頃放送されていた「TEAM」のような凄みのあるドラマはもう見られなくなってしまった。
起こる事件はどうでも良いものばかりで、言いすぎかもしれないが日本のテレビドラマ黄金期に比べれば、薄っぺらい描写で、思わず見続けてしまうような魅力もない。

そんな中、「相棒」というドラマが非常に校長でロングランヒットを飛ばしているようだが、俺にはこのドラマの面白さや良さがさっぱりわからない。
自分が贔屓にしている反町隆史が出ているにもかかわらず、俺を惹きつけることができていないのだから相当なものだと思っている。
一体全体「相棒」のどこが面白いのだろう、最後はぐちになってしまったが、教えてもらいたいものだと思っているぐらいだ。
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