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テイルズオブシンフォニアになぜか異様に夢中になった大学3年の秋。

以前、テイルズと俺の出会いについて書いた。
今回はそのエントリの続きのようなものである。

こちらを読んでから、このエントリに目を通してもらいたい。



テイルズオブファンタジアの続編が出る!!

1996年11月のプレイステーションマガジンという雑誌の巻頭スクープにそれは電撃的に載った。

題名は「テイルズオブデスティニー」だった。
俺は色めき立った。

まさかテイルズの続編が出るなんて・・・!!

発売はきっちり一年後、1997年12月23日のことであった。

俺は中3から高校1年になっていた。

友達とカメレオンクラブで体験版を貰いに行って先行プレイしたりとか、そんなことをやって、大変楽しみに待ったのを今でも覚えている。

だが、製品版を発売日に買って、俺の期待は失望へと変わった。



OPムービーが良いだけのクソゲー
(※1997年当時でこの画質は本当にすごかった)

これが俺の感想だった。

キャラクタとかストーリーとかちゃんと見ていけば面白かったのかもしれないが、
俺の中では、これと言った展開のない、テキストが長々チンタラ流れるだけの凡庸なRPG
戦闘は簡単でボタン連打しているだけで緊張感がなく、キャラクタの役割も散漫で
全員がアタッカー全員が剣士、そのせいで前作にあった役割分担がなくなり、弱い敵を叩き切るだけのバトルになってしまった。
謎解きがやたら多くてやたら難しくて、俺より先に進んでいる友達が解けなくて俺に助けを求めてきた。
妙な暗号文を見せられて、それを一緒になって解いてやる。

俺は、「こんな謎解きをやらされるのか」と呆れたものだった。

発売日に買ったものの、ほとんどプレイせず、挙げ句面倒くさくなった俺は攻略本を買って、わからないところはそれに頼りながらクリアという最悪の結末を迎えてしまった。
(※当時はインターネットが普及してない。攻略本を買うのは当たり前の行為だった)

エンディングを見たのは、発売から4ヶ月後の、春休みに入った頃だった。

エンディングを見ても、テイルズオブファンタジアのときのような感動もなにもない。
ああ、終わった。それだけ。何も残らないRPGに、俺はがっかりさせられたものだ。

俺と同世代の人間は、少なくともこういう感想を持った人はいたと思う。

ファンタジアと比べるからだめなんだ、デスティニーはデスティニーの良さがある
今ならこういう風な意見が出てくるのだろうが、違うのだ、
一本のRPGとしても、俺の中ではだめだった。

そして一年後、1998年12月23日

PSで「テイルズオブファンタジア」がリメイクされた。


PS版も普通にいいと思う。俺には思い入れがなかったと言うだけで。発売日にリアルタイムでプレイしてればこれにも思い入れが付いたと思うのだが。

とりあえず買った。だが、なんとなくやらなかった。
別に理由はなにもない。他に夢中になるゲームが有ったとか、新聞配達と学業の両立が忙しかったとか、
当時インターネットを始めたばかりで、そっちに夢中になってたとか、理由は様々だ。

そうやって、テイルズ熱が冷めきった頃、いつぞやにまたテイルズの新作が発表された。

このあたりになると、テイルズ熱が冷めきっているので、いつ知ったのか何で知ったのかとか、
そういうことすら記憶が薄れており、殆ど覚えていない。
(知ったのはフツーにファミ通だったと思うが)

それが、テイルズオブエターニアだった。



ネットでの評判はすこぶる良かった。
俺も、オモシロイと思った。

だが、素直に楽しめなかった部分もあった。
テイルズオブファンタジアのときみたいに心の奥底を揺さぶるほどのものはなかった。

これじゃあだめだ
俺は思った。
何より、テイルズに期待しているハードルは、ファンタジアのせいもあって、グンと高く設定されてしまっていたのだった。

面白かったが、それ以上のものはない。
これが当時の俺の素直な感想だった。

まあ、しょうがない。
俺は思った。

そりゃあ、歳月を重ねれば、衝撃を受けるものも減っていく。
達観して物事を見るようになる。
本当に面白いと思えるものに出会える確率も下がっていくのだろう。

そんなふうに自分を納得させていた。

その後、PS2で「テイルズオブデスティニー2」が出る。
もうこのあたりに来ると、テイルズを発売日に買うのは義務みたいなものになっていた。

この辺に来ると一々OPムービーも貼らない。

ちょっとやってみる。
なんだか手触り感が違う。

戦闘が忙しい、というか、やっていて疲れる。
(今でこそ、複雑なシステムでも理解して楽しめるだろうが、当時エターニアのシステムから一気にデスティニー2のシステムにジャンプされると、俺みたいに置いてけぼりにされる人が出るのは当然だった)

俺はこんな印象を持った。

何よりこの頃、俺はオンラインゲームのファイナルファンタジーXIにハマりきっていた。
完全に、意識がヴァナ・ディールに飛んでいた。

そのせいもあり、テイルズオブデスティニー2は序盤ちょっとやっただけで、遊ばれなくなった。

テイルズはもう終わったんだな。
俺は自分の中で勝手にそう結論づけていた。

義務で買うけど、俺の期待しているテイルズというのはそこにはなくて、名前だけ借りてきた別物みたいなRPGになってしまったんだ。

そんなふうに、失望し始めていた。

次のテイルズはゲームキューブの「テイルズオブシンフォニア」だった。

もうこの辺になると、いつ知って、どれだけ期待して・・・っていう発売前の思い出みたいなものは何も持っていない。

だから、この辺りの思い出が薄っぺらな描写になってしまっているのはご容赦願いたい。

ああ、また出るんだ、しょうがない、買うか・・・。

そんな、お気に入りのアーティストのシングルCDを義務だけで買ってる人みたいな状態になっていた。
(※今の人にはこの感覚、分かりづらいかと思うが、俺のブログに来ている人ならわかるだろう)

ゲームを買ってきて、電源を入れる。

すると、このOPが流れだした。



「おっOPイイじゃん」

そう思わせるなにかがあった。

ゲームを始めてみると、王道RPG路線を思わせるオープニングと、雰囲気の良さがあった。

「久しくこんなRPGプレイしてなかったな」

俺は感動した。

青空と草原がいっぱい広がるフィールドマップのRPG
センスの良いキャラクタがそんな良い景色の世界を闊歩する、そんなSFC時代に当たり前にあったRPGがPS2辺りになってからいつの間にか姿を消していたのだ。

最初の印象はすごく良かった。
ゲームキューブのおかげでロードは快適だし、戦闘シーンはフルポリゴンなのに60フレームでなめらかに動く

戦闘もデスティニー2にあったあのワケワカランシステム(失礼)もなくなって、わかりやすくなってる

パーティメンバーにもなんかわからんが勝手にテイルズらしいとか言う感想を持った。
ロイドは馬鹿だし
コレットは可愛いし
リフィル先生は面白いし
クラトスは怪しいが頼りになるし

ストーリーも良く、当時はFF10のパクリとか言われていたこともあったが、俺は全く気にならなかった。
次々と魅力的なキャラクターが出てきて、そして、仲間になる。
ゲームも後半になってきているのに、このキャラも仲間になんの!?みたいな驚きがあった。

そして、みんながこのゲームのことを神(シン)フォニアと言い出し、俺もそれにあやかって神フォニア神フォニアと崇めだしたのである。

テイルズオブシンフォニアは神フォニア

神フォニア神フォニア!!
神フォニア神フォニア!!

讃え給え神フォニア 崇め給え神フォニア

俺は半月かけてじっくりとこのゲームを攻略した。
RPGにここまでのめり込んだのは、本当に久しぶりのことだったのだ。

時を経て、大学3年生
この歳にもなって、また厨二の頃のようにRPGの虜になるなんてこと、思いもよらなかった。

こうして、テイルズオブシンフォニアは思い出のゲームになったのだ。

発売したのが2003年8月29日。夏の終わりだった。

この日から、シンフォニアにハマり始め、旅を終えたのは9月の中頃だった。
もう寒くなり始めた時期だった。

当時俺は大学3年生だった。
就職活動がうまく行っていなかった。

このゲームを終えたとき、ちょうど夕方で空は薄暗がりになっていた。

俺は外を見た。

無性に不安感に駆られたのを覚えている。

ゲームとは関係ない話になりだしてしまった。
話を戻す。

「テイルズオブシンフォニア」で俺のテイルズが帰ってきたと思った。
パーティキャラクタのテイストとか、雰囲気、また、テイルズオブファンタジアにリンクした世界設定
それらがうまく結合して、初代のテイルズらしさが色濃く表現されていたのだ。

まあ、相変わらずシナリオは饒舌で喋り過ぎだなと思ったが、それがテイルズなのだから仕方がない。

これ以降のテイルズはほぼ発売日に義務的にプレイしているが、特別な感情を抱くこともなくなった。
一時期、テイルズは戦闘の2D(またはいのまたむつみ)、ストーリーの3D(または藤島康介)と言われていた時期もあった。
(2D、3Dというのは、バトルのことを指している)

巷の最高傑作は俺が知る限り「テイルズオブヴェスペリア」、「テイルズオブグレイセス」だが、
俺の中での、思い出のゲームとなっているのは。「テイルズオブファンタジア」と「テイルズオブシンフォニア」である。

その理由はここまで長々と述べてきた通りだ。
俺とテイルズの関係が、このようなものだからだ。

テイルズについてまだまだ語りたいことはたくさんあるのだが、この辺にしておく。

例えば、デスティニー2で複雑なゲームシステムになりついていけなくなったが、「テイルズオブリバース」でやっとシステムを理解して楽しんだとか、DS「テイルズオブハーツ」の戦闘も意外と面白く、やってない人は今すぐやってくれ!と言いたくなるほど面白いゲームだとか。

テイルズについて語り始めるとキリがないのでここで終わる。
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